- ご都合主義と縁。
- 「四畳半神話大系」も「有頂天家族」も「ペンギン・ハイウェイ」も視聴済みで前から気になってたやつ。
- 話は多分理解できたし、面白かったと思うが、どうもうまく楽しめなかった気がする。「なんかこうやって楽しむ作品なんだろうな」というのは感覚的にわかるんだけど、それにうまく乗れなかったと言うか、飛んできたボールを上手く打ち返せなかったと言うか。
- 内容的には黒髪乙女が長い一夜を練り歩き、なんやかんや主人公?冴えない先輩と恋をする?そんな感じ。
- 練り歩く過程で色々あって、様々な人や物との関わりがあって、良い具合に色々繋がって後半のゲリラ演劇のクライマックスや風邪騒動に結びつくのは、伏線回収的におお、って感じ。この辺が劇中でも言ってる「縁」かと。
- ただどうしてそうなったと言うか、なんで結局黒髪乙女は先輩といい感じになったのかとか、その辺の説明が個人的に腑に落ちない辺り。この辺が劇中で言ってる「ご都合主義」なのかなあ、かと。あまり自信は無い。まあ天狗様のやることだし。
- 内容が抽象的とか詩的とか、そういうやつで、多分理屈で引っかかってはいけないやつ。そうはならんやろ、って突っ込んだら負けかなと。
- 原作小説で読むとまた印象も違うんだろうなって。
- というかどういう文章からあの映像が生まれたのかが気になる。ペンギン・ハイウェイの時も同じこと思ったけど。
- 所で全然調べてもないし詳しくも無いからわからんのだけど、有頂天家族や四畳半神話大系と作品的な繋がりってあるんかね?
- なんか色々書いたけど、見終わってみると胸の中に何かはしっかり残ってて、もうちょっと人生楽しく生きないとなー、みたいな気持ちにはなってた。その辺は多分いい作品。黒髪乙女が強すぎらあな。
夜は短し歩けよ乙女見た。話は多分わかるし、面白かったけど、うまく楽しめなかった気がする。四畳半やペンギン、有頂天と比べて難しいというか。飛んできたボールをうまく返せなかったというか。しかしどういう文章からこの映像が出来たのかが気になる所。ペンギンの時も思ったけど色々すごい。
— ふたもり (@futamori_tf) 2020年9月6日