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「アサルトリリィ BOUQUET」感想

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  • イチャイチャ掛け合いしながら戦うの好き。
  • 基本は「未知の敵性存在の侵略を受け、それに対抗できるのは選ばれた少女たちのみ」というよくあるフレーム。逆に言えばこういうの好きな人ならきっと好き。私は好き。なんかもう一つの王道だと思うし。
  • ただ「よくあるやつ」で終わらない強みのある良作だと思う。ざっと列挙すると、強めの百合、作画、キャラ、あたり。

  • 強めの百合、とか言ったけど、愛し愛され、といった具合の所謂ガチ百合やレズではない。イチャイチャしたりとか尊敬とか、その程度。いや、楓ジョアンとか美鈴先輩とか、一部強いのはいるけど。
  • 「強め」と言うのは「ただ女の子が仲良くしているだけ」ではなく、明確に意識させてきているなと思ったから。シュッツエンゲルの契の姉妹関係とかモロだし。
  • なんとなくこうした明確な百合要素はあまり見ない気がしたので新鮮。
  • あと戦闘シーンのあるバトルものとして、戦闘中にイチャイチャと掛け合いしながら戦うのは個人的に最高だった。満点。主に最終話と6話。
  • あと最終話の全員ノインベルト戦術やるところとか、完璧。ああいうの大好き。もっとやって。

  • 作画は全体通してかわいく、かっこよく、大変良かった印象。特に太ももと戦闘シーンに並々ならぬこだわりを感じた。
  • 一部の戦闘シーンは本当にかっこよかった。8話の模擬戦とかエフェクトとか勢いとかすごすぎてなんかもうねって。
  • 無駄にお風呂が多いのもグッド。特別エロいわけではないけどグッド。
  • どうでもいいけど、バスタオルでもない、あの謎の湯浴み着、なんなん?

  • キャラはメインの主人公チームで9人でやけに多いけど、丁寧にやってるからか皆キャラが立っててちゃんと印象に残るし、見ていてほぼ全員好きになれたのがすごいなと思った。だいたいキャラが多いと苦手なキャラがいたりするけど、そういうのも特に泣く。
  • もちろん出番の量の差はあるし、好きな具合の上下はあるけど。楓様は最高やぞ。
  • ほかのチームが複数に、生徒会やらでかなり多かったけど、わりと皆しっかりキャラが立ってて、お前誰だっけ?ってならなかったのは良かったなって。
  • あとはみててストレスになるキャラがいないのも良かった。みな理解できる動きをしてくれるし、理不尽に負荷をかけてくるのもいなかったし。
  • ゆゆ様は多少面倒くさいキャラだけど、あれはああいうもので愛らしい枠なのでセーフ。むしろあれは完全無欠な憧れのお姉さまからのギャップを楽しむもの。

  • 逆に個人的に残念だったのは主に尺周り。
  • キャラもやることも多く、全体的に詰め詰めになってしまっていた印象。もう少しゆったりペースでも良かったし、出番が少なめだったキャラにももっとスポットがあたって欲しかった。主に鶴沙とシェンリンユージア組。
  • 特にシェンリンユージアペアは関係性とかめっちゃ良かったので(4話)、もっと見たかった…。
  • ユリの件も、どうしても突然現れて突然退場した印象になってしまったし。必要なのはわかるけどもったいない…。
  • 美鈴先輩についても最後は特に描写がなく、結局どうなったのか、ゆゆ様の過去と含めて救われたんだかわからなかった。一応リリが触れてはいたけども。
  • あとはスキル周りやチャームとかも魅力のある部分だと思うので掘り下げて欲しかった。
  • スキルは結局カリスマと鷹の目とルナティックトランサーくらいしかまともに活躍しなかったし。もっと色々あるなら是非見せ場が欲しかったし。
  • クライマックスでもスキルのカリスマが重要なのはわかったのだけど、それがなんでなのか、具体的にどういう作用なのか等、説明が無かったのも置いてきぼり感。この辺りは勢いで押し切った感じになってしまっていた。
  • チャームはGOD EATERの神機を彷彿とさせる大型の遠近両用変形武器で、無駄にカッコいいしロマンに溢れてた。正直魅力の塊だと思う。バリエーションも豊富だし。なのでもっと種類の解説とか、ガシャンガシャン動く変形機構とか、射撃後の必要以上の排熱とか薬莢の排出とかとか、そういうのあっても良かったんじゃないかなーって。あ、破損描写が多かったのは良かった。

  • そんな感じで、パーフェクトではないし万人に勧められるタイプではないけど、個人的に良いアニメだった。正直めっちゃ好きです。はい。