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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「裏世界ピクニック」感想

裏世界ピクニック Blu-ray BOX下巻(初回生産限定)

イチャイチャ探索者。

 

  • 空魚と鳥子のザ・ガールズコンビが裏世界という謎空間を探索したり、怪談やネットロア、都市伝説をモチーフに襲ってくる謎の存在とドンパチやるお話。
  • 途中までは「これ怪談やネットロアを使う意味ある?」みたいに思ってたけど、理由を説明されたらそれなりに納得出来て楽しくなってきた。「恐怖という感情を媒介にすることでしか干渉できない」なら、なるほどと。効率よく恐怖を与えるために怪談やネットロア。なるほど。もっと他にやりようはありそうな気もするけども。
  • 全体的にホラー文脈なんだろうけど、裏世界で起きる現象や描写が何を表しているのか、何が言いたいのかがわからないことが多くてちょっとピンと来なかったり。この辺りは「よくわからない未知の存在の不気味さこそが恐怖を引き起こす」とか、そういう話なのかもしれない。
  • 理解が及ばない所は多いけど、やってる事自体はかなり好き。空魚と鳥子の関係が良い。なんだかんだ徐々に変化していって仲良くなってくのも。最後はちゃんと友達って言えてえらいね。もっとイチャイチャして。どうぞ。
  • なにげに空魚の成長の物語だったのかな、とも思える。後半の活躍と主人公ムーブは最序盤からは全く想像が出来ないレベル。がんばったね空魚ちゃん。
  • 鳥子は元から強キャラだけど内に秘めてる危うさが良さげ。主にロングヘアに関する件で、空魚にサツキを重ねているようにしか思えず、正直最終的にどうなるのかは大変気になる所。
  • それはそれとして一番かわいいのは小桜さんです。かわわ。
  • 残念なのは物語の最大の目的である「サツキの捜索」に関してはほとんど進展がなく終わってしまったことかな…。クライマックスは米軍救出作戦だったし、エピローグも二人でイチャイチャしてただけだったし…。いや、アレはアレで良かったけど。続きは原作読もうってことかね。
  • どうでもいいけど、目と手の異能で片方が見てもう片方が銃で打つスタイル、ダーク・バイオレッツ思い出したり。懐かしい。