ふたもりのブログ(仮)

個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「明日ちゃんのセーラー服」感想

明日ちゃんのセーラー服 6(完全生産限定版) [Blu-ray]

 

最終回は久しぶりにアニメで震えた

 

震えた最終回

  • まあいきなり最終回の話から書き始めるんだけど、とにかくめっちゃ良かった。アニメでここまで震えたのは久しぶり。やばい。百点中百億万点。
  • こう、これまで散々練習で引っ張ってきた体育祭全カット、と思わせてからの後夜祭の明日ちゃんの演舞にからめて回想形式のダイジェスト。期待を裏切ったと見せかけて、むしろ期待以上の演出をぶつけてくる話の構成がめっちゃ上手い。すごい。
  • 体育祭の回想ダイジェストもこれまでずっとやってきた体育祭の練習や友達との交流の話の総決算、集大成になってるので、これまで積み重ねた重みに物を言わせるのが強い。これまで毎週見てたのを思い出さずにはいられない。すごい。
  • ダイジェスト形式で回せるので1-3クラスメイト全員に実質見せ場があるのも良く出来てるよなって。明日ちゃんを中心とした1-3全体の物語だったんだなって。それにふさわしい最終回。すごい。
  • 演舞周りも演出すごかったなって。作画もめっちゃ動くし、音周りもバイオリンに切り替わる所、ピアノとバイオリンの両方になる流れとか、なんなら鳥肌モノだし、そこから回想クライマックスのバレーにつながるのも熱いし。ていうか場面に合わせてマメにBGM止めたりピアノ独奏に切り替えたりと、この当たりの作りもすごい丁寧にできてる。映像的にも明日ちゃんの動きが回想とシームレスにつながる所とかもそう。とすごい。
  • 最後にOPの二番ぶち込んでくるのもズルい。スタッフロールもこれまでの12話分のダイジェストなのも合わせて振り返らせてくる。こんなん強いに決まってるやん。
  • あとこまい話になるけど、木崎さんの特別感とかも良き。正妻だからね。というか気合い入りまくってドレスで搭乗&ピアノとバイオリン両刀でむしろ舞台としては明日ちゃんに負けず劣らず目立ってそう。やっぱり木崎さんはすごいや。

全体的につらつらと

  • 最終回が良すぎていきなりその話書いたのでここからは全体的にダラダラと。
  • 一人だけセーラー服で学校いくウルトラスーパー美少女明日ちゃんがクラスメイトの皆と友だちになっていく話。
  • 特筆すべきは内容の良さもだけど、とにかく全体的なクオリティの高さかなと。背景、BGM、作画、諸々すごい高水準。田舎の豊かな自然を中心とした綺麗な背景に、それに合わさるみずみずしいBGM、元気に動き回る明日ちゃんを中心にした作画。稀にリソース不足を感じさせる所もあったけど、作画崩さず枚数減らす方向に切ってるのはさすがだなって。
  • それとすごいこだわりを感じるフェチみ。足とか脇とかうなじとか髪とか着替えとか。あざといくらいだけど、こういうのは特化してやりすぎくらいが丁度いい。
  • まああとは、クラスメイト全員美少女。いや、作品内基準ではそうではないんだろうけど、皆いい子だし視聴者視点からなら普通に美少女。皆可愛い。

好きな娘語り

  • てことでこっからは個別で好きな子雑語り
  • 明日ちゃん。主人公。天然系ウルトラスパー美少女で皆の人気者。人気者になるのに十分な説得力を持つキャラクター。可愛くないわけ無いでしょ。強い。ついでにあざとい。
  • 木崎さん。正妻。ちょくちょく微百合感漂う本作だけど、木崎さんだけはガチっぽいのが良き。顔近づけたりてつないだりと。意識的に自分は特別でいたいと思ってそう。あとはお嬢様キャラ好きなのでシンプルに好感度高い。ハイスペックっぷりもいいし、お嬢様ハンバーガーネタを地でやるのも強い。アウトドアへの憧れとかも良き。楽器についての件は特に描写無いけど、最終回で演奏できるようになった~、とか言って成長感出すのもあざとい。良き良き。
  • 菟原さん。悪友的ポジ。物語を始め、動かすトリックスター。あとデコ。逆に若干のテンプレ感というか、没個性っぽさわあるけど、むしろ他のクラスメイトが皆尖ってるので逆に目立つまである。
  • 古城さん。正統派文学眼鏡っ娘。この時点で強い。朗読の話と栞の話はどっちも良かった。スポットよくあたってたので好感度上がりやすかった。
  • 水上りり。ショート・方言・競泳水着・お調子者、殺しに来てる。強い。こういうの好き。超好き。
  • 谷川さん。むっつりカメラ。スポット回で自撮りしちゃう所好き。全体通してカメラマンポジで活躍してるのも良き。
  • 蛍ちゃん。ぐうかわちっこい枠。どうしてメイン回がないですか…どうして…。といいたい所だけど細切れでいいシーンいっぱいもらってるので許した。バド練習の時の応援で踊っちゃう所とかめっちゃ好き。あと自販機の背伸びとかも好き。
  • 四条さん。このムッチリわがままボディめがっ。
  • 蛇森さん。こう、一番リアルな感じのキャラで印象が強い。見栄張って嘘ついちゃってどうしようってなったりとか、そのために頑張って練習して頑張りだすところとか、良いよね。スポット回は戸鹿野さんとの友人っぷりが大変良き。
  • 鷲尾さん、苗代さん。スポット少なめだけどバレー周りで出番が多かったので印象強め。ていうか苗代さんは登板回欲しかったなって思うくらいに気になるキャラ。こう、鷲尾さんとの強めの百合オーラとか、なにげに腹黒そうとか、実力者かんとか、そんな感じがするので。
  • かおちゃん、妹は強い。
  • 全員語ると長いのでこんな所で。既に書きすぎてる気もする。
  • あ、強いて残念だった点を上げると演劇部としての回が結局なくて、演劇部部長の出番が足りなかったところですかね。あのジト目めっちゃ好き。