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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「ブルーアーカイブ 最終編第1章 シャーレ奪還作戦」感想

bluearchive.jp

正直突然の展開に戸惑うけど、それはそれとして面白かった。

 

突然ブチ込まれた最終編

  • アニバイベント配信は見てなかったけど、TLで突然最終編とか流れてきてビビってた。
  • そもそもこれまでのメインストーリーの流れ全体を見た時に、正直クライマックスに突入する空気を全く感じ取れていなかったので理解も感情も追いついてない。
  • 複数のシナリオを集約して最終章やるなら、それぞれのシナリオを完結させて、最終章に向けた伏線も貼っとかないといけないわけで。
  • そう考えたときにまともに完結してそうだったのってエデン条約編くらいで、パヴァーヌは話的には良いところまで言ってるけど2章しか無いし、対策委員会編も2章しかない上にホシノの過去とか伏線未回収だし、兎に至っては1章だけでしかもこれからが本番って所で終わってたし…。
  • ということで最終編に臨む覚悟も準備も全然出来ていない所に突然ブチ込まれて戸惑った、というのが情報キャッチした時の感想。

4thPVめちゃくちゃかっこいい

  • そして流れてくる4thPVかっこよすぎてやーばい。
  • これまで関わってきた生徒全員総集結のオールスターな熱さ。
  • これまで戦ってきたけど具体性がなかった総力戦の相手とのシナリオ上の決戦という、システム面の伏線回収。熱そうな戦闘イベントスチル。
  • プロローグから引っ張ってきてこれまでノータッチだった連邦生徒会長
  • 先生が変えてきた(いなかった場合?)のIFとのこれまでのシナリオの比較。
  • 世界規模の事件のスケールのデカさ。
  • なんかエヴァっぽいタイマーやら明朝体ウィンドウのかっこよさ。
  • アナザーシロコ?とか。
  • えとせとら。
  • このPV公開された段階で考察大会がtwitterで始まってたみたいで、TLに流れてきてネタバレ食らった気分になったりしたんですが…。だからさっさと最終編1章みるかー、って公開日に頑張って読んだ。

「シャーレ奪還作戦」きっちり盛り上がってて良かったね

  • そんな最終編第1章「シャーレ奪還作戦」だけど、面白かった。
  • エデンとかパヴァーヌとかみたいに「うおおおおもしれえええ!!!」とまではいかないけど、まあまだ1章、導入なので。
  • 個人的に良かったポイントなのが、クライマックスとしての大事件の導入をしつつ、その上できっちり1章の中で起承転結がしっかりしてて盛り上がってる所。
  • 導入の事件の予兆から、一丸となれない各学校と連邦生徒会、カイザーPMCの介入と先生の拉致、としっかり負荷をかける形で下げておいて、からのまさかのカンナによる先生救出、ヴァルキューレやRABBIT小隊との合流、集まる仲間たち、通信が回復して他の全生徒とつながって、ここから反撃開始だという盛り上がり。
  • しっかりカタルシス得られる作りになってるよな、うん。

「シャーレ奪還作戦」ここすきポイント

  • カンナ好きだったので良い役もらえてて嬉しい。しかもプレイアブル実装もくるとか大変うれしい。自分で選んで動けててえらい。引くのが確定してるミカとほぼ同時期なので2天井も辞さない。
  • 負荷の部分だけど、一丸となれない学校の様子もそれぞれ個性があって良いよねって。トリニティとゲヘナのギスギスとか大変良き。
  • 導入だとこれまでの総力戦の相手と戦うんだゾ、とこれでもかと仄めかしてくる「日常の亀裂」が日常を描きつつも不穏な物語の始まりの空気を醸し出してて良いよねって。
  • ペロロジラの件好き。補習授業部仲良しで何より。ヒフアズてえてえ。
  • エデン条約乗り越えてるのでティーパーティーは3人揃ってギスギスしてないだけで満足です。あっさりだけど聴聞会の件もあって良かった。
  • 放課後スイーツ部の興味ないことにはマジで興味ないというか、周りに流されない空気も好き。強い。
  • あとやっぱ絶望的状況から仲間が徐々に集まる展開は王道で好き。カンナ、キリノコンビ、RABBIT、モブ公安生徒、と徐々に増えてくのが大変良き。
  • ストーリーを進めていく上で徐々に戦闘ユニットが増えていくのと、最後にはモブまで一緒に戦ってくれる特殊演出ぐう好き。
  • 最後に皆のメッセージを受信するシーンも好き。抑圧から一気に開放された感じがたまらん。生徒の思いこもってる感じするし。
  • あとアロナの出番いっぱいなのも何気に嬉しいポイント。

「シャーレ奪還作戦」気になってしまった所

  • ただ、やっぱり気になる所もちらほら。
  • これRABBIT2章があったの無くしてこのシナリオに当てはめたのでは、とどうしても邪推してしまう。カヤやFOX小隊の扱い、本当にこの予定だったの?と。正直これで終わってRABBITとFOXの直接衝突無かったりすると結構残念…。
  • あと敵側のゲマトリアはこれまで全然わからん、雰囲気だけ感じ取ってる、みたいな感じだったのに、急に具体的な相手になってきたなって。色彩とか急にわかりやすい危機?が出てきたし。まあこれまで全然わからんだったので、私が読み取れてなかっただけなのかもしれないけど。
  • ラストのフランシスの「物語の前提は壊れた!」的な話で、先生を主人公ではない存在とし、ここから都合が良い展開はない、あるのはリアルな絶望だけだ、という流れ、敵の立ち回りと扱う主題としてめちゃくちゃ良かったんだけど、その後の先生の「違う」からの啖呵とフランシスの「主人公」呼びのせいで一瞬でこの件解決しちゃったんだよなって…。この流れもっと後半じゃなくて大丈夫だった?「主人公でなくなってしまった先生」の葛藤や抵抗が最終編の一つのテーマかと思ったんだけどなって。
  • あとナギサ様の立ち絵変わってたんだけど、なんかあった?新しいのも可愛いけど、古いのも好きだったのでなんかもにょる。
  • まあそんな感じで気になる点はちらほらあったけど、面白いのは間違いないので続きも期待大。