ふたもりのブログ(仮)

個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「学園アイドルマスター 月村 手毬」感想

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いい笑顔。

ちゃんと信頼を得てデレだす、好みのタイプのツンデレ

  • 課題の都合でSRしか無いけど手毬んでtrueエンドまで。
  • 正直、前情報の段階だと、あんまり好みのキャラではなかった。
  • 必要以上にツンツンしてる、素直になれないことをいいことに攻撃的になるタイプのツンがあんまり好みではないってのと、「心の声があるから攻撃的な態度も許される」みたいなキャラクター描写の構築がネガティブな方向にズルく感じてしまっていた。
  • のだけど、実際にやってみたら普通に可愛かった。
  • 攻撃的な面も本人の向上心、ストイックさ、かつての友人たちとのこじれた関係から来るもので背景がしっかりしてるし、何よりちゃんと信頼を勝ち取ればデレてくる流れもわかって、ちゃんと「理由があるツンデレ」という感じで納得感がかなり強く得られた。こういうツンデレはむしろ好き。さすがアイマスか。
  • そしてクール系なビジュアル、性格的な外面に対して、比較的、というか割とガッツリポンコツなのもかわいい。大食いで太ってパフォーマンス出せない件とかめっちゃ好き。いっぱい食べる君が好き。かわいい。
  • アイドルの才能としても「出力を制御できずに頑張りすぎる」というのはプラス面でもマイナス面でも非常に良く出来てる。長短一体の名タレント。上手い。
  • 鬼電してきたりと信頼してから出てくるめんどくさい女要素も、孤立しがちな性格の裏返しとしての依存なのかなと。実際めんどくさいタイプだけど、創作で見る分には可愛いのでセーフ。
  • 総じて、「おもしれー女」感が強めで大変良かった。というか学マス、おもしれー女率が高すぎる。

篭と別れ、飛び立つ小鳥

  • キャラの性格や固有の障害とか成長だけでなく、全体としてのストーリーを見た場合に、これまでプレイしてきたアイドルの中で一番物語が好きだったかも知れない。
  • かつての仲間たちとの価値観の違いと、その中で足を引っ張ってしまっていた負い目、そこからプロデューサーとの出会いをきっかけに、かつての仲間たちとちゃんとお別れして、自分の道を歩き出す。
  • 親愛度コミュ7,8話の美鈴の「優しい上から目線」はめちゃくちゃ良かったなって。嫌味になりすぎず、あくまで友達としての心配なのだけど、あれのお陰で読者視点から「美鈴をわからせてやりたい見返してやりたい」というかなり強い物語的動機が得られたなって。
  • そしてそのモチベーションと期待通りの展開で、美鈴に月村手毬というアイドルの実力と方向性を示して、仲直りしつつ、違う道を歩き出せたという。最高に熱いし美味しい展開。めちゃくちゃ良かった。
  • 続きのH.I.F編?プリマステラ編?のことはさっぱりわかってないけど、そこで美鈴たち元SyngUpのメンバーとぶつかる展開を期待したい所。めっちゃ楽しみ。
  • あとは親愛度10コミュも楽しみ。

素直なキャラ性能

  • SRなのもあるけど、固有スキルや固有レリックは多段スコアに集中ブーストと素直&効果も大人しめな印象。普通のセンスビルドでOKって感じだった。
  • 逆に変にキャラ性能に引っ張られることもないので、Pレベル上げて物理(強カード)で殴ればいいなって。