最後で出てきた具体的解決策と、その結末。
3行
- まだバージョンアップを見せた山盛りのアクション&バイオレンス。
- 最終章で明かされる具体的な解決策とそのまま怒涛の決着。
- 3時間弱は長え。
アクション相変わらず凄い
- ひたすらアクションやってる4作だけど、まだ目新しさのあるアクションが出てくるのでバリエーションが相変わらず凄い。てことでアクションがすごかったのでその辺中心にシーン毎でつらつらと。
大阪
- 大阪編、前回のNYコンチネンタル以上に多対多の集団戦が見所。ついでに弓やヌンチャクやスモウレスラーといった新アクション？も色々。
- というか、3以降この作品日本好きすぎでは？
- 展開的には３のNYコンチネンタルと似た感じだけど、ウィンストンよりシマヅさんのが義理堅くてよかったね。お陰で死んじゃったけど。
- 盲目のケイトの戦闘スタイルも動きが普通でなかったりアラーム使ったりと見てて楽しかった。
- アキラさんはラスト含めていいポジション。戦闘もかっこいいし。
実家とおつかい
- ジョンの出生を明確にしつつ、大義名分を得るために帰省、からのお仕事での復讐。こいついつも復讐してんな。
- 紳士的なポーカーからの五月蝿え死ね！と言わんばかりの静と動のギャップで始まる戦闘、良いですね。
- シリーズ恒例っぽい人混みの中でのドンパチ。何故か周囲の人は気づかないのもお約束。
- 格闘戦周りでスローが多用されてたのが特徴に感じた。水の演出とセットで良い感じ。
フランスの決闘行くまで
- 車に撥ねられまくるのも恒例か。
- とりあえず吹き飛ぶ車のドア。スタント使ってないキアヌを映さないといけないからね。
- 凱旋門のめっちゃ車走ってる中での戦闘が凄い。
- その後の屋内戦闘の謎の燃焼式ショットガンがカッコよかったり、天井より上から見下ろした視点での戦闘はゲームっぽくて面白かった。
- 今度は犬助けられたね。良かったね。
階段と決闘
- 犬を助けたので、助けてもらえた。良かったね。
- 階段でのケイトとの共闘から決闘に行くまでが、なんかもう理屈じゃない、男の世界の類。なんかスクライド思い出したりした。
- 正直、ここの決闘相手のケイトとの共闘から決闘で殺し合うまでの流れ、今作で一番好きかも。
シナリオについて
- 冒頭から首席のトップ？ぶち殺したりとホットスタートだけど、結局そのまま何も解決しておらず、大阪戦もシマヅさん家にトラブル持ち込んだだけで、最終章始まったけどなにも進んどらんやんけ！と思ったのが正直な感想。
- というか2~4通してようやく気づいたことなのだけど、見ていてなんとも言えない感じになるの、ジョンが「事態の解決方法がわからないにもかかわらず知人友人に助けを求めて、結局解決しないまま助けを求めた先の人々を巻き込んで不幸にしている」というのがひたすら続いてたんだなって。多分コレが見ててモヤモヤしてしまった所。
- それに対して大阪後にようやく「決闘」という具体的な解決手段が出てきて、物語が収束に向かった感じ。
- そんな作りなので、2~4の話のイメージが起承承承転結みたいな印象。
- まあ、その事態が解決せず知人友人巻き込んでる中でおそらくシリーズのメインである良質なアクションたっぷりやれてるし、コレはコレで正解なのかな。
- あるいはそういう「首席連合が強大すぎて、どうにもならない中であがき続ける」こと自体がメインテーマだったのかも。
- それと「決闘」も結局ウィンストンから教えられてて、それに相乗りしてちゃっかりウィンストンは自分の権力取り戻してるので、なんだか全部ウィンストンの手のひらの上だったなあと感じたり。
- 結末的には結局ジョンはどうしたかったのか、それが最後まで本人にも分からずに終わった感じ。結局首席連合のルールや影響の範囲からは出られなかったわけだし。侯爵はぶち転がせたけど。
- このなんとも言えないやるせなさというか、若干スッキリしない後味の締め方の結末もそういう魅力なんだろうな。
その他
- 大阪コンチネンタルのアメリカンジャパニーズな感じ、最高ですね。
- シマヅパパンとアキラさんかっこいいし義理堅くて好き。
- アキラさんはED後の伏線回収が見事。
- ホームレスのボスの人、3ラストから重要そうな雰囲気出てたけど、結局ちょいやくくらいだったな…。
- 名もなき人の手のひらナイフのシーンとか、ジョンの焼印とか、痛そうなシーンが多くてヒェってなる。今更か。
- 前述の通り、ケイトさんとジョンの関係は大変良いけど、どうせなら3くらいからケイトさん出しといて関係の掘り下げとか期待感上げとかあったら良かったな、なんて思ったり。今作で急に出てきて、急に最重要相方ポジに収まってたからなあ。
- 3時間弱はやっぱ長い。
ジョン・ウィック:コンセクエンス見た。最終章でついに着地点が見えてそのまま一気に怒涛の決着で勢いが凄い。そして相変わらずアクションが大変良かった。あとは大阪コンチネンタル好き。というか日本好きすぎか？ケイトとの共闘～決闘の流れは男の世界味を感じた。良いですね。そして3時間弱は長い。
— ふたもり (@futamori_tf) 2023年10月14日
