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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「ジョン・ウィック:チャプター2」感想

ジョン・ウィック:チャプター2(吹替版)

 

アクション&バイオレンス&全部を敵に回して3に続く

3行まとめ

  • 今回も安定のアクション&バイオレンスが盛り沢山
  • 1よりスケールの大きな敵の陰謀に巻き込まれ、街中の殺し屋を敵に回して無双する大立ち回りの大活躍
  • 陰謀やらなんやらで色々入り組んでて、同じ復讐劇だけど1とは異なる風味

面白かったけど個人的に1からの期待とはズレた印象

  • とりあえず間違いなく面白かった。
  • アクションは相変わらず大変良い。
  • コンチネンタルの殺し屋社会の描写もかっこいい。
  • 陰謀に巻き込まれて葛藤した上で復讐のために街中の殺し屋に狙われつつも標的を倒しに向かう展開も大変熱い。
  • 最後にはコンチネンタルの掟を破ってでも躊躇なく標的をブチ殺すシーンはかなり最高。
  • と、そんな感じで大変良かったのだけど、1の「うるせえ!復讐だ!ヤクザ死すべし!」みたいな勢いとシンプルさを期待していたので、自分が楽しみにしていたものとはちょっとズレてた印象。
  • なんというか、「陰謀に巻き込まれてヤクザに良いように使われるジョンなぞ見とうなかった…」みたいな。
  • 全体的に自業自得な感じがあるしなあ。聖印とか含めて、自分が筋通さなかったのが原因だし、それで復讐してもどうにもジョン側に分かりやすい正義がないというか。
  • 1みたいに全くジョンが悪くないところから理不尽な暴力での復讐のが気持ちよく見られたなあって。
  • というかどうせコンチネンタルの掟破ってしまうなら、最初から聖印の段階で「家を焼かれた!死ね!」で良かったんじゃと思ってしまう。
  • まあ、そういう理屈とかの話じゃないんだろうし、冒頭時点ではまだ覚悟がキマってなかったというか、理性が動いてんたんだろうなって。
  • とはいえ、期待したものと違ったけれど、間違いなく面白かった。
  • そういうしがらみに囚われて、葛藤して、その上で無鉄砲に掟を破ってでも復讐を果たす、怒りとか感情とか、そういう1とは別のベクトルの面白さがとても良かったです。

その他細々と

  • とりあえずアクション全般と戦闘シーン。全部上げるときりがないので省略。
  • ホットスタート導入で利用される1のボスの弟さん、不憫。なんで車持ってたのか。
  • ローマの準備パート好き。情報屋、武器屋、仕立て屋、ああいう描写良いよね。だって男のだもの。
  • サンティーノのお姉さん覚悟キマってて大変魅力的だったなって。まあだからこそ殺す価値があったんだろうなとも思う。
  • コンチネンタルでの戦闘回避は1度目の成功に対して、2度目でそれを裏切る対比になってて上手いななんて思ったり。よく出来てる。
  • 最後のコンチネンタル内で躊躇なくサンティーノブチ殺すシーン好き。ほぼ引っ張り無しでサクッとやるのが大変良い。
  • 1から引っ張ってた鉛筆で殺すシーンも伏線回収良かった。さすがジョン・ウィック
  • 終わり方的に3やるの前提だし、ある意味プロローグ的な感じだったのかもな。
  • あ、あとワンちゃんが無事で良かったね。