ふたもりのブログ(仮)

個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」感想

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

 

 

流石ずっと続くシリーズ化するだけある面白さ。

 

  • 配信期限切れるのをきっかけに視聴。めちゃくちゃ面白かった。
  • 他シリーズはFとΔだけ見てて、どっかのタイミングでは履修しようと思ってたので良いタイミングだった。
  • とりあえず開幕から全編通して戦闘シーンは流石のかっこよさ。ほかシリーズでもそうだけど、ヴァルキリー格好良いし、空戦グルグル動くし、ミサイルわわちゃわちゃ飛んでくし。見てて楽しい。80年代アニメの無茶な書き込みの手書きメカ描写もたまらんしね。
  • シナリオもSF味強くて楽しかった。設定語りも熱い。
  • 異星人の文化やコモンセンスの差異が出てくるところとか良いよねって。最近の作品だとあんまり見ない気がする。異世界転生とか異星人接触とかしてても、わざわざそんなことやらんよね。流行りじゃないのかなあ。まあ扱う主題の違いか。
  • キャラも魅力的。絵柄は流石に古いけど、ミンメイ普通に可愛かったし。最初の無重力のところとか好き。大尉も強くあろうとする女軍人キャラで、後半に向けた輝との関係に合わせた変化も良き。輝君は最後にしっかりヒロインを決めれる良い主人公だった。お前たちが俺の翼だとか言わない。ロイ隊長はいいキャラしてるなと同時に死にそう、って思ったらやっぱり死んだ。わかる。
  • あとはこの原点で「マクロス」的な形が完成していて、後のシリーズに継承されているのが凄いなって。Fとかオマージュだらけだったんだなと分からされた。こっち知った上でF見るとさぞかし楽しかったんだろうなあ。
  • なんというか「マクロスらしさ」というか「マクロス文脈」ってのがあるんだろうなって感じた。こう、マクロス内部に敵の潜入を許して中で戦ったり、優秀な上官か先輩パイロットが死んだり、最後は大型の敵の中に潜り込んだり、飛行中や戦闘中に歌ったり、三角関係でドロドロしたり、とか。
  • それとFとΔは見てるので知ってる曲や知ってる単語などの要素が出てくるのはちょっと嬉しかったり。こういうのはシリーズモノの強み。
  • 凄いどうでもいいけど、一番作品の中で時代を感じたのはバーで一条くんに電話がかかってくる所。携帯電話が無く自走受話器が走ってくるの、大変ヤックデカルチャー