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「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」感想

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-

 

C.E.世界の地獄とSF短編の組み合わせ

  • 無印ディステニーフリーダムと見てきたのでこちらも。
  • SEEDだけどキラやアスランたちといった主要キャラは直接関与せず外伝的な内容。
  • ディステニーのブレイク・ザ・ワールドの背景であった一つの事件を扱っており、外宇宙探査やそのためのシャトルの打ち上げ、自己成長型のAIによる自動航行、ソーラーセイル等、固めなSF短編といった趣。こういうの割と好き。
  • アークエンジェルみたいなとんでも宇宙戦艦がある世界感で普通にシャトル打ち上げとかガッツリやるの、なんか良いなって。
  • ブレイク・ザ・ワールドを一般人目線で詳細を描かれるとC.E.世界の地獄を煮詰めた感じに。やばい。
  • MSに少年兵つめんこんで声明含めてテロやらせるのやばすぎるし、連合側というよりブルコス側?も洗脳教育じみた兵士の訓練の描写とかやばいし。最後にちょっとだけ救いがあったけど。
  • というかC.E.は憎しみが煮詰まりすぎてて、あらゆるキャラクターの動機が憎しみの連鎖と復讐で行けてしまうの強すぎる。地獄か。
  • ただ短編アニメ映像作品で、自己成長型のAIの設定とかがあまり活かされてなかった感じなのはもったいない。機体はかっこよかったけど。戦闘シーンのスピード感とかも。
  • あとは連合側のMSのマイナーチェンジ感も良き。ブルデュエル好き。やられ方含めて。
  • 非軍事の研究施設が容赦なく襲われて研究のためのMSで出撃するのはなんとなく水星の魔女思い出したり。あっちのが後だけど。ガンダムの得意フォーマットだったりするのかな。
  • しかしSEED世界は本当にMS強奪が好きだな。
  • てことでSEED世界の掘り下げと短編SF成分が接種できて良い作品だった。短くて見やすいし。満足。