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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」感想

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 [DVD]

 

周りから聞く評判よりは面白かった。

 

  • 普通に面白かった。周りからは散々な評判を聞いていたので、良い方向で裏切られた感じ。まあ、リマスター版だったからって可能性はある。TV版はまた色々ひどかったとかなんとか、聞いたことあるし。
  • 何がしたいのかよく分からなかった導入の3話くらいと、ラストのディステニープラン発動後を除けば結構楽しめたなーという感想。
  • 特にステラ周りの話と、インパルスがフリーダムを倒す話あたりは大変面白かった。
  • 主人公がはっきりせずに状況だけで話が進むけど、まあこれはこれで。一応シンアスランキラの3人全員主人公だったのかなと。
  • ただアスランは正直全体通してヘイト高め。結局自分の意志でどうにかするのでなく、ただザフトの作戦に流されて、具体的な案や方法はださないのにでもでもだってと文句だけ言う感じで、正直どうにも…。しまいにゃセイバーやられて戦闘でも活躍しなくなったし。
  • 逆にキラはとりあえず出てきて圧倒的実力で活躍するとそれだけで満足した。便利。
  • シンは最初こそ起こってばっかでいまいちな感じだったけど、見てると根はしっかりしてて筋が通ってるし、生意気さもいい意味で未熟な感じがして良い主人公だった気がする。割と好き。
  • 導入3話は正直何が目的かも分からず、ガンダム強奪されてグダグダしてただけで絵あんまり楽しくなかったけど、ユニウスセブン落ちて戦争始まってからは戦争を拡大させない、戦争をなんとか終わらせる、という目的がはっきりしてて見てて楽しめたのかなと。
  • ディステニープラン発動後は、そこまでめちゃくちゃ丁寧で綿密に計画を進めてた議長が旧に雑な動きしはじめてええ…ってなったり。正直、ロゴス滅ぼして地球とプラント両方の指示をたっぷり受けて、一応戦争終結にしてからジリジリディステニープラン進めていけば無血で目標達成できたのでは?と思えてしまって。
  • というか、対ロゴスとディステニープランどっちかメインでしっかりやればよかったんじゃないかなあ、と。両方やったのでディステニープランのほうが取って付けた感じになってしまった印象。伏線はしっかり張ってあったとは言え。
  • それとどっちかに絞ればもっと尺に余裕があって色々やれたんじゃと。ステラとシンもっと関わらせたり、ミーア深掘りしたり。特にミーアはラクスともっと直接関わってほしかったなと。いいキャラしてたし。
  • あとはシリーズ物ならではで、SEEDキャラが登場・活躍するとそれだけで嬉しくなったり。主にイザークディアッカ。特にイザークは良いツンデレ具合。好き。
  • そんな感じで、最初と最後はちょっと微妙だったけど、普通に楽しめた良い作品だったと思う。SEED無印が面白すぎたのもあるし。