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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」感想

アニメ 映画 感想

【映画パンフレット】 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM パンフレット 豪華版

 

良エンタメ感と、TVシリーズファンサたっぷりのお祭り感で百億万点。

 

全体的な話

  • とりあえず超絶面白かった。SeedとSeedDestiny100話頑張っただけの価値があった。
  • SEEDシリーズのテーマ自体が憎しみの連鎖を以下に断ち切るかって話で結構難易度が高い印象なんだけど、ファウンデーションというわかりやすい敵のお陰で全体的に話がシンプルでわかりやすく、起承転結がしっかりしててエンタメ的にも楽しみやすかった。そしてTVシリーズを見てると感じられるファンサまみれのお祭り感。
  • TVシリーズがテーマが主役だったので、それに対して愛という回答が出てくるのは芸風の違いを感じるけど、個人的には好みな感じで大変良かった。むしろTVシリーズで足りてなかった登場人物たちの感情が主役になってて個人的には好印象。

細かい話

  • 時系列追って良かったところとかつらつらと。
  • 導入からもう現代の劇場クオリティでド派手な映像でSEED世界が描かれるだけで感動がちょっと凄い。TVシリーズも戦闘シーンとか良かったけど、流石に使いまわしが多かったり、作品としては古いしな。
  • そして開幕の戦闘介入の情報量の多いこと多いこと。この辺何が起きてるのかとか、戦闘の細かい流れとか全然追いきれなかったので2周め見たいなってなる。
  • デストロイ君相変わらず酷使されてて懐かしさ。
  • ライフリもかっこよかったけど、シンがジャスティス乗ってるのも割と熱かったり。
  • というか、シンはDestinyから打って変わってめちゃくちゃ気持ちがいいキャラになってたなと。本来はこういう明るい性格だったんだろうなあ。Destinyでは戦争やらなんやらで歪みまくってしまっていただけで。そう考えるとかなり救われたような気がする。
  • 現代3Dアークエンジェルぐうかっこいい。
  • そしてキラとラクスのお互い超多忙新婚夫婦描写。良いですね。TVシリーズだとほぼ戦場だけで話が進むので、こういう描写が殆どなかったので正直嬉しい。個人的にTVシリーズが戦闘ばかりで足りなかった部分だと思ったので。ここから愛につながるとは思わなんだけど。
  • ファウンデーションはわかりやすく悪役っぽく、嫌味ったらしい感じが大変良かった。キラを挑発したりラクス寝取りムーブ等、綺麗なヘイト稼ぎ。
  • からのなんかブルコス重要人物の捕縛任務で本性表し。謎の精神感応では？って感じにはなったけど、エースの集まりのコンパス追い詰めるならこれくらいチート使って追い詰めてきてもいいかなと。
  • 実際罠にはめられて次々と撃破されていく様は良い絶望感。SEEDの最初からずっと生き延びてきたアークエンジェル撃沈はかなりのインパクト。ブリッジ撃ち抜きモーションが、遂に阻止されなかったのはTV版との対比になるうまい演出だよなあって。
  • 旧にズゴックでアスラン出てきたのは期待の斜め上って感じ。
  • そしてキラのウジウジタイム。Destiny以降だと割りと達観系完璧超人？みたいな印象だったので、人間味あって良かったなって。ちゃんとラクスが好きだったんだなとか。
  • アスランとのステゴロも良かったけど、そこで止めに入ろうとするシンがやっぱり良かった。キラ隊長のこと好きすぎかよ…。逆にやっぱアスランのこと嫌いなんだろうなって。
  • アコードの設定はラクスの圧倒的カリスマの説明をここに来て裏付けるのは凄いなって。ちょっと後付感あるけど、納得感はあるし。こんな核心的な設定が劇場版で新しく追加してくるのは力強い。
  • そして反攻作戦が始まってからはある意味消化試合。もうこっからダーっといって勝ち！みたいな流れでしょ、と思ったら本当にそうだった。正直もう一捻りあるかなとも思ってたけど。
  • とはいえその消化試合が見所満点でたまらん。
  • ミレニアムに残ったクルーがキラたちのことを信じて待ってるのはお約束な分暑い流れ。
  • オーブ軍の茶番攻撃もTVシリーズからの地続き感が良き。
  • Desitnyでは出番なかったサイが見られたのも嬉しい。オーブで頑張ってたんだなと。
  • キラの対ファウンデーションあおりも良かった。ここから敵が焦りだすのが大変カタルシス。
  • マリュー艦長全体通してノリノリで指示してるのが見てて気持ちが良い。艦長専用ブリッジ外に出るの、頭悪そうだけどそういうの好き。
  • キラにミレニアム任されて喜ぶシン、やっぱりかわいいかよ。
  • アルテミスが活用されるのも懐かしい。嬉しい。
  • ミラージュコロイド悪用されまくってて笑ったり。Desitnyじゃさっぱり見なかったけど、やっぱステルスは凶悪。ニコルの作戦だなってSEED参照するのも良き。
  • メイリンのハッキング能力設定活かされるのも嬉しくなる。というかメイリンちょいちょい良い役割もらってるなって。
  • MSの乗り換え先でディステニー、フリーダム、インパルスと新型でなくTVシリーズの機体出してくるのも反則だよなって。おまけに核搭載されたデュエルとバスターにミーティアくっつけるとかなんだそれ。熱いやん。良いぞもっとやれ。
  • フリーダムにアスラン乗っけてミスリードも上手いなって。
  • ミレニアムの艦隊戦はとにかく派手で見てて楽しい。装備も多彩で良いよね。
  • インパルスとディステニーのデュートリオンビームで充電するの良いぞもっとイチャイチャしろ。
  • 現代3Dでインパルスの合体換装見れたのも嬉しい。
  • というかディステニー&シンががっつり活躍してたのが嬉しい。Desitnyだと実質敵側だったりであんまりいいところ無かったしな。というかMS戦闘の中ではある意味一番盛り上がってた気もする。分身の件とか。
  • ズゴックの中からガンダム出てきたのは草。
  • ハレンチな妄想の件も割と好き。心読む相手にリモート操作は王道対策。
  • ムウ大佐のレーザー弾き伝統芸は遂にレクイエムにまで対応。不可能を可能に～のセリフも嬉しい。
  • ラクス様のそのドスケベパイロットスーツはなんなんだ。割と好き。良いぞもっとやれ。
  • キラとラクスの愛の力はなんというか、スーパー系というか、無理を通して道理を蹴っ飛ばす感があるけど、まあこれはこれで。拡張ユニットのデタラメな性能もセットで。うわすごいつよい。
  • 他にもいっぱいあった気がするけど、ざっと思い出せたのはこんな感じで、兎にも角にも見どころとTVシリーズのファンサービスがたっぷりで、大変良かった。二週目みても全然いいなって。

2周目見た

  • 立川の爆音上映で。音良かった。
  • 作品的にも密度がすごいので2周見て良いアニメ。展開わかってるので話を追うのに必死にならず、映像に集中できるし、それに序盤の掛け合いの内容が何を指してるかもしっかりわかるし。
  • BGMとかも意識出来て良かった。さり気なくTV版で聞いたBGMのアレンジ流れてたり、ミーティア流れるところも意識的に観れたり。
  • 改めてみたらアカツキの発射タイミング早すぎて笑った。オーブの殺意の高さを感じる。殴られるまでは手を出さないけど、殴られたら即座に殺すという強い意志を感じる。
  • あと改めてみるとライフリもかっこいいなあって。
  • それと劇場だけで見るとやっぱディステニーがシンプルな活躍たっぷりでかっこいい。あとはインパルス。換装と色変えが良き。
  • というか改めて見るとやっぱ後半やりたい放題だよなあ。分身とかミレニアムとかマイティーとか。やりたいこと全部詰め込んだ感がすごい。お祭りだ！