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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「ブルーアーカイブ カルバノグの兎編2章 We Were RABBITs! 後編」感想

bluearchive.jp

ミヤコが凄く良く主人公してた。

 

全体的な話

  • 相変わらず「先の展開を期待させて、それを期待以上の形で魅せる」というのが大変上手いな、というのが一番強い感想。
  • 前編でわかりやく期待させられたのが、
    • ヘイトを稼いだわかりやすい敵役のカヤにお灸を据える
    • 責任を取ることや自分で考えることを放棄したFOXもわからせる
    • FOXと比較した上でのRABBITの成長と活躍
    の3つあたり
  • これをしっかりやりつつ、さらに期待以上の盛り上げとして、
    • 一度はFOXと合流する展開の押し引き
    • ミヤコの独断専行と仲間との合流
    • ワルキューレデカルトといった名脇役たち
    • カヤの想像以上の小物感&サイコ感
    • 最終的にカイザーセキュリティーを歯牙にもかけない圧倒的な実力
    等々、本筋を中心に、これでもかと見せ場や盛り上がるポイントが盛り込まれており、読んでて大満足の後編だったなって。
  • 特に全体通して主人公であるRABBITの活躍と、憧れの先輩で敵役となってるFOXの対比が良かったなと。成長っぷりとか、実力を遺憾なく発揮してる感じとか。

細かい話

  • 初動はヴァルキューレ。カルバノグの1章がカンナの話でもあったので大変嬉しい。ルール守った上での有能ムーブ、大変良き。
  • ついでにチェリノ、というかレッドウィンターのヤバさが浮き彫りになるシーン。イベントで見ててもこの学園ヤベーな、とは思ってたけど、やっぱその認識で大丈夫だったんだよな、と安心した。
  • カヤの無能トップ感たっぷりの言動もわかりやすくて良かった。敵としてはこれで正解。完全に手段と目的がすり替わってるんだよなあ。逆にここで否と言えず武器に徹することを選んでしまったユキノはもう駄目ねなので、分からせルート確定。
  • ここでカヤが勝手にやらかしてるカイザーとの契約、なあなあに流さないのなら後々の物語でめちゃくちゃ重要になりそう。なんならこれがカルバノグ3章の物語の起点になりそう。
  • FoxEatsも良かったけど、ソラちゃんの肉じゃがもらうルートはなかったんですか!?
  • FoxEatsの件はまだ良心残ってるぞアピール、良いですね。禊のハードル下げていけ。
  • ミヤコのFox合流後の先生との邂逅、あっさりと折れてしまってるけど、事前に「先生とあったら迷ってしまう」といってた通りで、隊員への環境や負荷、自分の信じる正義、憧れの先輩、SRTとしての在り方、等々、本当にどちらが良かったのか迷ってたんだなあという感じが個人的に好印象。
  • だからこそこの後のユキノからの指示で即座に否と答えて離脱出来ているんだよなって。個人的にここの「造反しているのはあなたです、七度ユキノ」と否を突きつけるシーン、2章の中でも特に好き。
  • 困ったら先生に素直に頼れる生徒ミヤコ、良いですね。
  • 駅への突入ではヴァルキューレや所確幸等、迷惑役たちの大活躍が大変良き。特にどちらかというとポンコツ寄りに扱われてきたキリノの活躍は嬉しい。ミヤコから評価するシーンも好き。戦闘で共闘する演出も良き。
  • RABBIT集結からのVSFOX戦、RABBITの各々の個性に溢れた解法で先輩に打ち勝つのが良いなって。特にモエ。ハッカーだけでなくボマーもロールとして選択があるのが強い。
  • FOX決着の件は先生が活躍しててよかったなって。大人ムーブというか。
  • 戦闘ではFOXのSDが大変できが良かった。実装はよ。
  • 決着からはカヤのスピード逮捕の流れの勢い好き。Foxにも打ち勝つSRT「
    Special Response Team」としての即応性というか、有能さがたっぷり溢れてたなって。戦闘シーンでもカイザーのユニットを歯牙にもかけずに蹴散らせるのもそれらしくて良き。
  • エピローグはなんだかんだ全体的に丸く収まりつつ、最後の皆がシャワー借りに来る流れエッチすぎでは。卑しか女ばい…。