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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「ブルーアーカイブ カルバノグの兎編2章 We Were RABBITs! 前編」感想

bluearchive.jp

念願のRABBITの続きだっ!

 

  • ついに来たカルバノグの兎2章。待ってた。1章もめっちゃ好きだったし。
  • 待ってたけど、区切りとしての最終編とは何だったのかという気持ちが少しだけ。ストーリー一覧の画面的にも最終編前に追加されててなんだかなあ、みたいな。区切りとか時系列が混ざってて何となくモヤモヤする。最終編の後ろの物語としての位置づけがなんかもうちょっといい感じならなかったのかなと。最終編前と後でメインストーリーが別に分けるとか。
  • とはいえ内容はついにRABBIT中心の続きの話、かつ最終編のその後の物語として期待通りで満足。楽しかった。
  • 導入はRABBITとFOXの対比と邂逅から。良いですね。こう、それぞれ似た描写で対比を際立たせるの好き。
  • それとお肉食べる件も、ちゃんと最終編1章の活躍が評価されてるのが嬉しい。やっぱアレが実質カルバノグの兎2章だと思うんだ。2章来たので1.5章という感じだけど。
  • そしてウェルカムパーティーということでRABBIT対FOX。戦闘周りでのFOXの強敵感が良い感じ。最後にすれ違う所までは中のいい先輩後輩で和やかなのも良き。
  • FOX自体については今のところまだ掘り下げ不足でなんとも。ビジュアルだけだと普通の美少女って感じでやや個性不足というか、RABBITほど見た目の凸凹感というか、各々の魅力があんまりないなーって印象。まあ優等生チームってことだからそんな感じなのかな。今後の個性の掘り下げに期待。
  • ただニコちゃんは前も顔出しあったし、ビジュアル好みだし、お稲荷さんママとしてキャラ立てがいい感じ。好き。
  • あとユキノはリオと同系統な印象。大人びた雰囲気があるものの、「自ら判断しないから武器としての価値がある」ということで「責任を取らない・取りたくないガキ」という感じが大変良さ気。実際10話の締めでカヤに良いように使われてるだけってアピールが強いし。ぜひ今後の話で「お前は道具ではない、武器ではない、ただの包丁と同じ価値しか無いのか?」と先生&RABBITに分からされて欲しい。楽しみ。
  • 何気にこの武器としての責任の件、カヤのシャーレに対する要求の内容とひっかかってるのかも。「責任を持つ、自分で決める」とかはカルバノグ周りのテーマになってそう。カンナの正義についてもそんな感じだったし。
  • カヤのクーデター周りは最終編後からずっと待ってた内容、なんだけども最終編であれだけ苦労したリンちゃんサゲは正直読んでてちょっとしんどい。カタルシスの溜めなのはわかるけども。
  • ただ読者にかけたストレスをちゃんと前編最後の10話にカヤざまあを持ってきてきっちり解放する話の作りは相変わらずお見事だなって。ちょっと溜飲が下がった。カヤざまあ。
  • カヤのヘイトの高さは半端ないので禊が大変そうだ。リオよりもだいぶ難易度高そう。期間的にも長いし、よりにもよって最終編だったし。
  • 物語の中ではリンちゃんサゲだけど、読者視点だとこれ逆にリンちゃんアゲなんだよなって。これまで以上に見えていなかった超人っぷりと影の活躍が可視化されてしまって。リンちゃん可愛いし有能だよ。
  • はからずもカヤの敵対勢力として(敵の敵は)味方になるミノリも大変良かった。レッドウィンターとかいうキヴォトスの中でもトップクラスに思想がヤバい学校の手なんか借りるから…。完全に手段が目的化してるの面白すぎる。
  • 今後の注目はRABBITの決断と成長。基本はカンナと同じで、自分の正義や信念を貫けるかという話。これでただの道具に過ぎないFOXよりも先を行き、FOXを分からせてカヤをボコボコにしてもらいたい所。楽しみ。
  • …改めて考えると、SRT再建を人任せで自分でどうにかしようとせず利用されてるだけの時点で、自分たちの手でなんとかしようともがいていたRABBITよりすでにFOXは負けてるな?
  • あ、あと何気に連邦生徒会の新キャラもいっぱい出てきて良い感じ。掘り下げ楽しみにしてます。スモモ可愛い。好き。あとちゃんとハイネにもおにぎり配ってあげてどうぞ。