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「ブルーアーカイブ 百花繚乱編1章 いつかの芽吹きを待ち侘びて 後編」感想

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負荷とカタルシスと名悪役シュロちゃん可愛いよシュロちゃん

 

コミュニケーション不全と報連相不足と綺麗な着地のカタルシス

  • 正直前半はストレス高めでいまいち楽しめてなかったけど、着地でテーマを説明されたら納得した。
  • 百花繚乱メンバーの不和や花鳥風月部に対して後手後手に回ってしまっている原因が、百花繚乱メンバー間のコミュニケーション不全や、ナグサやアヤメといった百花繚乱トップの秘密主義にあると感じられて、見ててモヤモヤしてた。
  • そこから着地で明かされるテーマとして「仲直り」「誰でも普通は失敗するし、そこからやり直せること」だったので、納得いったし、着地としても綺麗だったかなと。喧嘩しないと仲直り出来ないし、失敗しないとそれが普通と言えないしな。
  • ただいかんせん、全体の尺が結構長くて、ナグサがウジウジしてる期間が長く感じたので…。まあ百花繚乱以外の百鬼夜行メンバーはちょい役だけども大変良く、その辺で緩和されてた感じ。
  • とはいえ長かった分、綺麗な逆転で百花繚乱の4人の反撃が始まる流れはカタルシスが得られた。先生の掛け声がきっかけになってて、ちゃんと先生の活躍があるのも個人的に良き。ナグサのずっと隠してた右手を出すのも良い引っ張り。ユカりんのテンションもやっぱ好き。
  • 演じるのなら最後まで演じきる、演じきれたのならそれは本物、っていう考えはぐう好き。良いよね、偽物が本物になったり、本物を超える偽物になったりするの。
  • あと花鳥風月部についてナグサとアヤメが隠していたのは、もしかしたら怪談の「うわさ」の性質?に対する対策なのかもな。知ってる人が少ないほど、怪談の力が弱まるとか?そうでもないなら最初から陰陽部とかと連携して百鬼一丸となって対策してていいと思うんだよなあ。

名悪役シュロちゃんかわいいよシュロちゃん

  • 本筋の流れ自体はそんな感じでちょっとモヤモヤしてたけど、それはそれとしてシュロちゃんが最高でしたね。
  • 怪しい思わせぶりな登場、優位なポジションからの先生や百花繚乱メンバーに対する煽りムーブやイキり方、「相手が最善と思う行動でドツボにハマるよう誘導する」えげつない手腕、自分の思うように行かない部分に対するキレ方や逆転負けでの癇癪や負け方、敗北後黒幕への泣きつき。うーん、完璧か。
  • ビジュアルも大変良き。良いメスガキ。可愛い。
  • 顔芸も良き。表情差分やけに多いよね。キレ顔と泣き顔好き。
  • 動機の「風流のため」というのはまだなんともだけど、この辺は今後の掘り下げや展開に期待。風流云々は置いておいて、「コクリコ様のため」とかでも全然良いなって。
  • それに花鳥風月部にいる経緯とかも気になるし。まあそれはそもそも花鳥風月部が何ぞやって話だけど。
  • とにかくシュロちゃんが名悪役だったので今後の掘り下げに期待したい。アリウスみたいに光落ちしても良いし、ゲマトリアみたいにライバル的?な悪役になるのも良し、救いようのない悪なのも良し。楽しみ。

その他細々と。陰陽部良かったね

  • 百鬼メンバーやっぱ良いよねって話。
  • 個人的に今回一番良かったのが何気に陰陽部の3人。シーンとしては凄い短いんだけど読みが外れてテンパるニヤ、それを副管として諌めようするカホ、実際に場を収めたチセにゃんのカリスマ、大変良かったですね。
  • ニヤは読みを外した事への反省の件も良かった。昼行灯系黒幕キャラの素直な反省による普段は見せない一面からしか得られない栄養素がある。ニヤ大分好きになった。
  • ニヤの最後の件はオチも好き。イオリじみてきたな。良いぞもっとやれ。
  • 忍術研究部は、なんかもうシャーレ、というか先生が自由に動かせる都合が良い戦力・工作要因としてめちゃくちゃ優秀だよなって。そして便利なので出番も多い。良いぞ。ユカリのところへ向かう時にピンチな時に便利な戦力として投下されるの、普通に熱いしな。戦闘も見てて楽しい。さすが忍者。
  • あと何気にイベント戦闘の特殊演出カメラ、カッコよかった。もっと多様して欲しい。なんなら戦闘シーンフリーカメラみたいなの実装して欲しい。
  • 修行部は前半、機能不全な百花繚乱メンバーに変わって主力ムーブを。先生の声に即座に反応して攻撃するツバキ好き。こういう細かい所の先生との信頼描写良いよねって。ツバキはどの先生もめっちゃ使ってるだろうしな。
  • お祭り運営委員会はお祭りなのに大事な場面で気絶退場はちょっと残念だったけど、冒頭のユカリに対するシズコのフォローとかは大変良いシーン。やはりシズコは良い子。
  • 百花繚乱メンバーも、テーマの都合で負荷が高かったけど、それは裏返せばメンバー間の激重感情バトルが凄いぞって話で、もう直接公式で言及されてるナグサ→アヤメを中心に、実はどいつもこいつも皆互いのこと好きすぎだろ?ってのが見て取れる。キキョウ→ナグサとか、キキョウ↔レンゲとか、ユカリ→だいたいALLとか。シリアスとテーマの犠牲になっただけで、普通に日常話とかイチャコラしだしたらすごそう。今後に期待。
  • シリアスとテーマの犠牲といえば、本編でナグサのグダグダっぷりが凄いけど、キャラ的にはスーパーマン演じているが実は本質クソ雑魚&動機が歪んだクソデカ感情とか、大好物なんだよな。やはり今後に期待。
  • ユカリも大きく成長したし、テンションも好みなので、今回みたいなヒロインポジもいいけど、やっぱり主人公ポジもみたい。何ならナグサを立ち直らせるの途中までユカリだと思ってた。てことでユカリの主人公ムーブも今後に期待。
  • てことで色々今後が楽しみなので、2章楽しみにしてます。