期待に答える王道展開と次への助走。
見所満載な王道シナリオ
- 子供を騙す悪い大人を皆で懲らしめて、さらわれたお姫様を助けるお話。
- まさかホシノ先輩が囚われのヒロインポジになるのは読めなかった。役どころめっちゃ美味しい。
- 「一度敵対した相手との協力関係」、「憎めない悪役ポジが颯爽と助けに来る」、「騙されて囚われのお姫様の救出」、「おかえり」と「ただいま」、どれも熱い王道展開でたまらん。
- 1章読んでこういう展開になったりいなー、と期待してたことをそのままやってくれて嬉しい。
- 話としてきっちり完結してるのも好印象。ソシャゲのシナリオって基本永延と続くので、なかなかきっちり終わらなったりするし。
- ちゃんと章の中で起承転結がはっきりしてて、クライマックスをきっちり盛り上げて、綺麗に纏めてくれるのは助かる。
今後に向けた伏線、伏せられた設定群
- 話は綺麗にまとめたけど、今後に向けた伏線を張りも怠っていない。
- 「わたしのヘイローを壊して」
ついに名前が出てきた推定頭のアレ。壊れるとどうなるのか?ヘイローを持っている学生はどういう存在なのか? - 「大人のカード」
使えば使うほど生やら時間やらが削られていくらしい。黒服さんの言葉を追うとそのままクレジットカードとお金、とも取れなくはないけど、流石にそんなことはないだろうし。 - 「例の条約」
ティーパーティーのナギサさんの口からぽろり。先日公開されたPVでもそれっぽい場面があったし今後の展開に関わってきそう。 - 「ミメシスで観測した神秘の裏側、つまり恐怖」
砂漠に埋まってる何か。具体的には語られてないけど、総力戦ですでに色々見てたりするので予想はつくが、結局アレが何なのかは謎。黒服さんのポエミーな解説しかなかったし。 - その他色々。
- 細かい所を探したり考察すると捗りそう。特にヘイロー周り。
- そんなわけで続きも楽しみ。
見えてきた話の基本的な構造
- 最初のメインストーリーだったわけど、多分「学校と企業(ブラックマーケット?)」、「子供と大人」の対立とかが基本的な話の構造・大筋になってくるのかなとか思ったり。もちろん学校間の対立とかもあるだろうけど。
- 先生以外の大人が子供側にいないし、ホシノ先輩筆頭にあまり大人に対する印象も全体的に良くなさそうだし。
- ただ一人、子供の側に立つ大人というのが先生のポジションなのかもしれない。
- ヒナの「生徒のために跪く先生を見たのは初めて」という台詞あたりからもなんとなくそんなニュアンス感じたり。
- もしそうだとしたら何がどうなってこうなってしまったのか…。
- あとこの対立を考えると、もしかしたら「ヘイロー」は「子供の証」なのかもしれないと考察出来たり。無垢というか、汚れがないというか。子供は天使って言うし?
- 逆に「ヘイロー」を持たない大人たちは罪を背負っていて~とか、色々妄想が捗る。
キャラ語り
- とりあえずアルちゃん社長最高でしたね。シナリオ上の活躍具合と見せ場的にはアビドス以上だったし。ドヤってカッコつけて内心ヘタれてるのたまらん。
- アル社長を中心にした便利屋68の面々も、それぞれの関わり方が違ってて大変良いなって。アル社長に心酔するハルカ、一緒にいると楽しいからというムツキ、わかった上で振り回される苦労人ポジのカヨコ。良いバランス。
- イオリ&ヒナコンビは足舐めの件が大変良かったです…。冗談で煽って実際にやられると慌てるイオリに、理解して赤面するヒナ。ていうかあのリアクションでヒナ欲しくなった。対抗戦でも使いたいし。
- アコは実装まだですかね?腹黒参謀系というか、割と好きなんだけど。あと服がスケベ。
- ホシノ先輩はナイスヒロイン。昔の話もやって欲しい。しかしあれだけ大人を信じない、という考えだったのに、黒服との契約には乗ってしまうのがな…。いや、それだけ追い詰められてたってことなんだろうけど。
- 逆にアビドスの面々はお姫様を救う主人公だったけど、今回は話の展開を作ったのが先生や他の周囲の面々だったので、巻き込まれポジションぽかったのはちょっと残念に感じたかも。あんまり能動的に意思を持って動いた場面が少ないというか。細かい所見れば皆十二分に魅力的だったけどね。シロコのホシノ先輩との掛け合いとか。
ブルーアーカイブ、対策委員会編2章読了。期待した内容をやってくれてる&王道展開で大変良かった。物語としてしっかり完結してるのも嬉しい。ソシャゲのシナリオ、永遠に「続く」が連発されると疲れるし。伏線も張りつつ、企業と学園や大人と子供みたいな基本骨子も提示され、続きの期待も高まるな。
— ふたもり (@futamori_tf) 2021年3月21日
ブルーアーカイブ、このタイミングでアル社長のピックアップやってるの偶然じゃないんだろうな…。ある意味メインシナリオで一番活躍してたかもしれないし。アビドスなのにな。
— ふたもり (@futamori_tf) 2021年3月21日