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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」感想

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映像はどんな自由な発想で作ってもいいんだ

前提

  • シリーズ完全未視聴の初見。TLに触発されて見に行った。
  • TV版やってた時にCMとか見て気になってはいたので、せっかくなのでと。
  • 持ってる知識はなんか舞台やるってことくらいと、リアルの舞台やらでメディアミックスしてることくらい。
  • ということで以下は全く知識がない状態で見た人が適当に書き殴った感想ですと。理解した内容は理解した気になってるだけで多分間違ってる。あと例によってネタバレ配慮はゼロ

なんとか読み取れた話の筋

  • 普通の映画ではなかったと思う。
  • シナリオの作りもかなり特殊で、あんま起承転結とかの構造がどうとか盛り上がる流れがどうとか、そんな感じでなくキャラクターの関係に順次スポットを当てて紹介していく流れ。
  • 逆に言えばワイルドスクリーンバロック始まってから回想シーン以外はだいたい全部クライマックス。
  • 0話とエピローグを一気に見せられた感じ。まあ本編(推定TV版)見てないんだが。
  • ただ内容としては、「各々がこれからの進路に悩みつつ、卒業公演を通して仲の良い友達となんやかんやしてるだけ」と理解した。正しいかどうかは不明。
  • ただそれの魅せ方というか、映像がヤバい。
  • 導入自体は丁寧なので、TV版があるという前提を知っていればだいたいは「その後の物語」として割とすんなり入れたというか、察せた。と思う。思っている。
  • でもやっぱり基本やってることはクソデカ感情バトルなのだと思うので、バックボーンとかキャラの関係性とか、ちゃんと知ってるほうが楽しめたんだろうなって。というか盛り上がりきれないというか、最後までついていききれないというか。

メタファーまみれで自由な舞台映像

  • 何がすごいって結局ここ。
  • 「舞台」であることを最大限利用してそんななんでもない?話や心情風景を自由に、大げさに、華々しく、好き放題に描いてる。…いや、むしろ心情風景しか描いてないのか?
  • そんでもってだいたい全部カッコいいしスタイリッシュ。
  • ただ話の流れは多分察せているけど、それぞれの映像やシーンが何を表しているかは流石にほとんどわからなかったかなと。
  • トマトとか塔とかキリンとか、それぞれなにかのメタファーなんだろうけど、具体的にはさっぱりさっぱり。多少想像はつくけど。
  • 冒頭の砂漠とキリンで!?てなって、一旦普通の映像で落ち着いて、電車でワイドスクリーンバロックの殺陣始まって!?って混乱する導入の流れ好き。何を見せられてるんだ感。
  • この辺りはピングドラムが多分近くて、あれ見てたおかげで「あ、そういう作品か」って素早く頭を切り替えて楽しめた。予防接種は大事。
  • とにかく映像がすごい、というか自由&スタイリッシュなので見てて楽しかった。

初見の人間が読み取った内容

  • 以下、一切前情報を保たない人間が劇場版から読み取ったキャラ情報と作品内でやってたこと。映画2時間一発勝負だったので名前とかうろ覚えだけどあえてそのまま。
  • かれんちゃん
    主人公。回想除くと出番少なかったけど多分めっちゃ強い(役者的な意味で)。
    学内公演で燃え尽きちゃって次にどうすればいいかわからなくなっちゃったけど、次の舞台に向けてまた歩き出したよ!(再生産)
  • ヒカリ
    交わした約束忘れないよ。
    カレンちゃんが強すぎてただのファンになってしまいそうになったのでロンドンに逃げたけど、まひるちゃんとイチャイチャしてまた向き合うことにしたんだと思う。ついでに燃え尽きちゃってたかれんちゃんに発破かけといた。
  • まひるちゃん
    見てないけどTV版で絶対にヒカリとカレンちゃん取り合ってる。見てないけど。
    そしておそらく負けヒロインポジ。
    やってることはヒカリに逃げた理由を問いただした後「それめっちゃわかる~」と共感してヒカリを見送る。
    多分カレンちゃんスキスキ同盟的なサムシング。
  • 京都弁の人
    推定幼馴染が進路決めるのに相談してくれなかったので怒ってる。
    ついでに皆が演劇系に進む中、実家を次ぐので悩んでた。
  • 短髪の娘
    推定幼馴染に進路を相談しなかったらキレられた。
    あとはどっちが面倒見てるとかで喧嘩してイチャイチャしてた。
  • バナナさん
    面白い髪。
    必死になって頑張るあの娘が好きだったけど、普通の大学に進むのが気に入らないのでキレた。
  • メガネ
    普通の大学行くことにしたらキレられた。
    でも自分の言葉で話すことの大切さにも気づけて、また成長できてよかったね。
  • 天才っぽい人
    多分名家の出で才能の塊で周囲から期待されてる人。
    なんだけど役を演じる都合上、自分が空っぽで悩んでた。
    けど友達(ライバル)にお悩み相談して解決した。
  • クロディーヌ
    かわいい。
    天才っぽい人がすごいのでライバル視してる。
    そのライバルが悩んでたので相談に乗ってあげて、そのままの君が一番可愛いよと言ってあげた。イケメン。
    かわいい。好き。天才っぽい人とのシーン、多分作内で一番好き。