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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「劇場版 艦これ」感想

劇場版 艦これ

 

だいぶ飛ばしてるけど、それを差し引いても超面白かった。

 

シナリオが大変好み

  • 深海堕ち如月ちゃん好き。痣、白髪化、異形化、たまらんね。
  • 悪堕ちとか、敵性存在の力を利用したりとか、この辺り自分の性癖に刺さる設定なので、全体的にやってることが大変自分好みで俺得。R-Typeとか、あんな感じの。
  • 深海棲艦と艦娘の表裏一体の関係を扱ってる内容も大変良き。加賀さんが真実語って、それに対する吹雪や睦月、瑞鶴たちの反応とか。
  • それでその関係性のなかで特異だった吹雪がって締め方も主人公スポット的には良さげ。
  • ただ1時間半の枠に収める都合か、色々説明不足でだいぶ話を飛ばしてる感じなのは残念。吹雪の特異性の話もどうにも取って点けた感あるし、最後に突然説明して突然そのまま終わった感じだったし。映像や演出的にはめちゃくちゃ良かったけど。
  • 変色海域の仕組みも海底に残された吹雪の怨念が他の艦を海底に招くため、みたいに自己解釈はしたけど正解なのかはわからんしな。
  • そんな感じで話的にはかなり満足してるので、正直微妙な印象だったTV版もこの劇場版を生み出したと思うと色々許せそう。3話とか。
  • そしてTV版のことを思うと、やっぱ提督の存在はいらんかったなって。

劇場映えする戦闘シーン

  • 導入の夜戦にクライマックスの決戦シーン、流石に劇場版なだけあって戦闘シーンは大変良かった。
  • 避けて撃ってとよく動くし、水面を滑走する様子のスピード感も良い感じ出し。砲撃とかも効果音含めてかなり良かった印象。
  • 砲戦だけでなく探照灯や照明弾、魚雷、三式弾、艦載機、天龍ちゃんの刀、色々やるので見てて楽しかったし、攻撃の順序とか含めてゲームの体験ともきっちり噛み合ってるのも大変良かった。
  • それと基本チームでの戦闘なので、連携取ってるシーンが多いのも好きポイント。瑞加賀のフォローとか、ラストの如月睦月の砲塔合わせとか好き。
  • というか音と映像が凄い劇場映えしそうに感じた。劇場見に行っとけばよかったなあ…。

ゲーム体験との整合性

  • 戦闘の展開仕方とかでも書いたけど、ゲーム部分と噛み合う部分があるとニヤリとできるのがアニメ化の良い所。
  • 探照灯で照らすけど狙われたりとか、三式弾の対空防御とか、大破艦の離脱とか、かばうシステムとか、妖精さんとか、etc…。
  • 決戦の所とかこれ完全にイベント海域だよねって。札とか連合艦隊とか。
  • というか、イベントの札システムはこれをやりたいんだ、ってのが具体的に描かれてたなって。なるほどなーとは思うけど、やっぱゲームシステム的には辛いのでは。

細かい話

  • あとはつらつらと細かいここ好きポイント。
  • 深海堕ち如月ちゃん全般。痣を洗って消そうとする所とか、最高っすわ。決戦で駆けつけて睦月とタンデムする所とか、たまらん。
  • 瑞加賀成分濃いめで良き良き。
  • あと五航戦偽装やっぱかっけーなって。足のゴツい部分。
  • 天龍ちゃん見てるとソムリエ天龍ちゃん思い出したり。刀で砲弾弾く所とか、かっこええなって。
  • 鳥海さんの探照灯メガネビームっ!
  • 一航戦五航戦の組の戦闘所とか。瑞加賀のフォローもやっぱ良いし。あと瑞鶴の件はTV版3話のオマージュみたいになってるし。さすがは金剛ちゃんだぜ。それと弓での艦載機発艦もやっぱ好き。
  • あとは比叡の微妙にポンコツな旗艦な所とか、ぽいぽいの発狂とか、大和の砲撃の構えや滑り込みカバーリングとか、やっぱ決戦のバトル全般。
  • キャラゲーなので艦娘いっぱい出てくるだけで割と見てて楽しい。パーティーのシーンとか。たとえちょい役だけでも。
  • 決戦の総力戦感も好き。やっぱイベントだよなこれ。