ふたもりのブログ(仮)

個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「違う冬のぼくら」感想

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良質な協力パズルアクション

 

パズルアクション楽しかった

  • プレイ時間は2(3)周で約7.5時間くらい。
  • お互いに違う画面を見ながら協力する体部のパズルアクションで、ボイチャでやり取りしながら連携するのは面白い。Keep Talking and Nobody Explodesみ。
  • お互いに見えてる画面が違うので、「え?なんでそうなるの?」とか「急に空を飛ぶな」とか、予想外の認識の齟齬が飛び出して、会話のやり取りしてて楽しい。
  • ギミックでは首チョンパ+犬化ギミックと、複製ギミックが特に楽しかった。

気になったテクスチャ周り

  • てな感じで協力アクションパズルとしてはかなり面白かった、のだけど個人的に気になる点が物語含めたテクスチャ周りと、2,3周前提な所や導線周り。
  • 物語に結構比重が置かれている印象で、会話パートが結構長いのだけれど、その割にテーマ的なものというか、何が言いたい話だったのかピンとこなかった。私の読解力不足かもしれないけど。
  • ハルが結局何だったのかはわからなかったし、変化した世界の認識がアニマルでメルヘンな世界と、機械なポストアポカリプスな世界が、何故それぞれがそうなのか、理由とか表しているものが読み解けず。ただの雰囲気?とか不思議感出すだけ?なのかな。
  • おじいさんとか夫婦の件も、ホラーっぽさとか不気味さを出してるだけで、結局何が言いたかったんだろうなって感じてしまった。
  • 個人的にはシナリオパート軽めにして、シンプルにパズルアクションのゲームに集中して楽しめるほうが好みだったかなって。
  • とはいえ、シナリオ的には一応完結してるので、まあまあ。

周回と導線についても気になったり

  • もう一つ気になったのが、2周目・3周目の存在とその導線周り。
  • シナリオ的には2,3周目までやらないとスッキリしないのだけど、視点が変わるとはいえパズルアクションで全く同じステージを2周させられるのはイマイチな印象。どうしても作業感が出てきてしまう。
  • そして2周目、3周目への導線がなかったのも気になる所。素直にtoBeContinueくらい出しておいても良かったのではと思ったり。
  • 特に3周目は普通に存在に気づかなかった。2周クリアでトロフィーコンプになるのでついそこで終わりかと。ネットで偶然書き込み見かけて気づけたけど。
  • というか、3周目あの内容なら2周目の最後にそのままくっつけちゃって良くないか?3周目ってことで期待してわざわざ友人呼びつけてプレイしたのに、実質EDのみでガッカリしてしまった。まあ、勝手に自分が期待しただけではあるのだけど。しゃーないのでその日は代わりにヴァンサヴァしてた。
  • 3周目は内容的にも、ハルの存在が夢や子供の頃のイマジナリーなものではなく、大人にも理解できる実在のものとして描いたのは、個人的には蛇足感。あれは子供の頃の不思議な体験、だったからこその内容じゃないのかなーって。
  • てことで、気になるポイントは結構多いのだけど、友人と離しながら協力して解くパズルアクションとしては本当に面白かったので、十分満足。良いゲーム。