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個人的な感想とかメモ書きのまとめ。ネタバレもあるのでご注意を。

「アークナイツ イベント 『ウォルモンドの薄暮』」感想

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www.arknights.jp

  • いつもの地獄と楽しいコンテンツ山盛り。
  • シナリオはアークナイツお得意の「最初から終わってる・負けてる」物語。事後対応だったり、原因がその場にいなかったり、あるいはすでに消滅済みだったり。とにかく最初から負け戦が決まってて綺麗にスッキリしないやつ。そろそろなれてきた。パトレイバーの後藤さん思い出したり。いやちょっと違うか?
  • 基本的にこのゲームのシナリオって「全部天災と鉱石病が悪い、全員被害者」、というスタンスが多いと思ってるけど、その中でもいかにもな悪役っぽいの(メフィストとか、騎兵なら賞金稼ぎの皆様とか、ウルサスなら包囲してるレユニオンとか)は出してくる事が多くて、その辺はわかりやすくしていることが多いと感じていた。のだが、今回は本格的にヘイトを背負うポジションのキャラがいなかったなー、という印象。いなかったというかもう死んでたというか。おかげでシンプルな辛さとどうしようもなさ。
  • (追記)いないと思ったけど、ある意味で悪いのは愚かな貴族たちか。今思えば何かしらのしっぺ返し受けて欲しい所だったなあ。
  • 個人的な見どころは一皮むけてチームを率いるまでになったグレースノートの活躍っぷり。6章時点からぐっと成長した印象がして良い感じ。こういうキャラクターの変化が感じられるのは嬉しい所。しかし相変わらず、すぐにレユニオンと仲良くなるな。
  • 地獄の中で圧倒的天使っぷりを発揮するスズランも良かった。マジで良い子。かわいい。もうひとりのメインのフォリニックはガッツリ当事者なせいで冷静ではなかったのを健気にサポートしてるのが良き。
  • あとはボブおじが元気そうで何より。そのまま平和にホップ育ててて、どうぞ。
  • というかボブおじはアークナイツで数少ない地獄から抜け出すことに成功しているサンプルで、実はこの作品通しての救いなのでは、とすら思えてきた。
  • ゲームの方は蓄音機ギミックは個人的に結構好きだった。バリスタとか氷らせてくる結晶とか、敵側のギミックが多いので、こちらが有利に使えるポジティブなギミックは楽しい。すぐ寝取られるけど。まあそれはそれで盤面動くのも楽しい。
  • そんなわけで敵側は「蓄音機なら俺の横で寝てるよ」とでも言いたげな圧倒的蓄音機音取性能を誇る冬霊シャーマン君はヤバかった。基本性能も高いし自爆は痛いし。基本、蓄音機の支配権を奪われた瞬間に概ね敗北が確定するので1ミスでリセット強要してくるのが厄介。手持ちの戦力が昇進2Lv1で縛っているので、まあ正面からやりあった上の自爆に耐えれるユニットはほぼいない。基本グラベルとレッドで遅滞させ、安全遅滞で自爆させる、しか回答がなかった。おかげで要求される操作量と操作精度が半端なく、無限のリトライで理性をすり減らすことに。EX8強襲の攻略にかけた時間が7時間とか、頭悪い。
  • マドロックさんも厄介だったけど、パターン組めれば事故はほぼないので優しい方。
  • 期間とコンテンツ量の話。期間が短い割にガッツリシナリオ、通常ステージ、Sステージ、遭遇戦、EX、殲滅と、ものすごいボリューム。ついでにイベント勲章も実装されれて敵8000とコイン4000のノルマ。もう少し手加減してくれても良い。
  • ついでに終わったら一切間を置かずに危機契約が始まった。ドクターに休息はない。
  • どうでもいいけど、危機契約の危うさと言うか、疑念を抱かせる内容のイベントシナリオやった直後に危機契約やらせるの、ちょっと面白い。